『ビューティフル・ゲーム−世界レベルのサッカーを科学する』(ケン・ブレイ著)(NHK出版)
一昨年から昨年にかけて、サッカー関連の書籍を読み漁っていた時期、書店でこの本
だから、先月Troussierさんからこの本を手渡された時、正直「まいったなぁ
しかし、読み始めてみると内容の興味深さにハマっていく。
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今は誰でも知っているフォーメーションは、ルールの進化に伴って発展してきたと言うことから始まり、ハンドの反則にフリーキックがあたえられるようになった当時の”壁に対して思い切り蹴り、選手が動いて隙間ができるのを祈るという”原始的な方法から、 ジジに始まるサイドスピン、そしてウィリー・カーに始まりジダンやベッカムで一つの完成型をみるトップスピンに至るまでのフリーキックの進化へと話が進む。
そして、この本のメインとなる測定技術の進化とそこから科学的に導かれた様々な法則の話へ−
”1962年、マンチェスター大学のふたりの心理学者、ジョン・コーエンとE・J・ダーナリーが「得点をねらうサッカー選手のスキルと判断」と題する論文を発表した。
・・・サッカー選手は一定の確率でシュートを決められる位置をどこまで正確に予測できるのか?極端な例として、35メートル以上のシュートは100パーセント失敗するが、ゴールから数メートルではすべて成功するはずだと仮定しよう。
この両極端の間で確率はどう変化するのか?・・・ストライカーは試合中この判断をどこまで正確にできるのか?”
”プレーヤーが予想した得点能力評価と実際の成果・・・予想は若干楽天的ながら、全体の相関関係はきわめて高い。
得点する確率は、ゴール前ほぼ30メートルでの実質ゼロから、6メートルでの100パーセントまで上昇していく。
ペナルティエリアの端では、アタッカーはシュートの40パーセントを成功させる。
興味深いのは、ペナルティの距離に相当する11メートルでの得点率が70パーセントと、この調査の約40年後に詳細な研究が実施されたペナルティキックの成功率にほぼ一致することだ。”
さらに、1968年のチャールズ・リープとバーナード・ベンジャミンによる、パスとシュートに着目した「アソシエーション・フットボールにおけるスキルと確率」という論文では、
”ゴールの約80パーセントが3本以下のパスから生まれ・・・シュートとゴールの割合がほぼ10本に1本であることを示した。”
著者の執筆動機は、イングランド代表サポーターとしての悔しさがベースになっているようだ。
母国イングランドがEURO96のドイツ戦に続いて1998年仏W杯のアルゼンチン戦でのPKによる敗北。
彼は、GKの動きをコンピューターでシミュレーションし、”PK戦で勝つためにはGKが止めることができない「セーブ不能ゾーン」にシュートすべきだ”と結論づけた。
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終盤にかけて、エネルギーの補給法、ゲーム中と試合前の心理学、さらにはハイテクシューズの開発と、提供される話題は非常に広くかつ深い。
読まず嫌いで忘れかけていたこの本に再会させてくれたTroussierさんに感謝
時間が経ったらもう一度読み直してみたい一冊だ
PAPAより
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恥ずかしながら、あまり頭に残ってません。
いつでもお貸しします。納得いくまで読んでください。
新書ですが他に2冊あります。
今度お持ちしますね。
またお借りしますね(^^♪
最近忙しくて、読みたい本が”積読”になってしまっています(-_-;)